Curry Stock Tokyoとは

Curry Stock Tokyoとは

Curry Stock Tokyoとは、Soup Stock Tokyoが作る「本気のカレー」を、一人でも多くの方に知っていただくために始めた1年に1度のイベント。7年目を迎える今年、オンラインショップでは、7~8月の毎週金曜日に、スタッフによる「スープ専門店のカレーにまつわる話」をお伝えしています。


今回のカレーライター 小早川

Soup Stock Tokyoとの出会いは、大学受験の帰り道。疲れたからだに沁み渡るスープのおいしさとスタッフの笑顔が忘れられず、入社を決意。 店長としての経験を経て、現在オンラインショップ担当として奮闘中。 先日、兄とキャンプに行き、「キャンプ飯は簡単で温かいものに限る!」と教え込まれ、その日のご飯はカレーに。おいしいカレーと自然のおかげで普段は会話をしていない兄とも話が弾みました。



今回のカレーライター 小早川

Soup Stock Tokyoとの出会いは、大学受験の帰り道。疲れたからだに沁み渡るスープのおいしさとスタッフの笑顔が忘れられず、入社を決意。 店長としての経験を経て、現在オンラインショップ担当として奮闘中。 先日、兄とキャンプに行き、「キャンプ飯は簡単で温かいものに限る!」と教え込まれ、その日のご飯はカレーに。おいしいカレーと自然のおかげで普段は会話をしていない兄とも話が弾みました。


連日暑い日が続きますね。外に干した洗濯物があっという間に乾くのを見る度、夏のエネルギーを感じます。 前回は、「商品開発の舞台裏、旅から生まれたカレー」をご紹介しました。今回は続編として、おいしい野菜を作る人とパッケージを作る人についてお伝えします。

►真夏のごちそう、カレー×ヴィシソワーズ

►真夏のごちそう、
カレー×ヴィシソワーズ

この時期、スパイシーなカレーと冷たいスープの組み合わせがおすすめですが、特にスタッフにもお客様にも大人気なのがSoup Stock Tokyoの夏の定番、「ヴィシソワーズ」(じゃがいもの冷たいスープ)です。

►北海道十勝「たけなかファーム」のおはなし

►北海道十勝「たけなかファーム」のおはなし

バターで香味野菜(リーキ、玉葱、セロリ)をじっくり炒め、じゃが芋を加えてチキンブイヨンで柔らかくなるまで煮込んだ後スープを丁寧に濾し、牛乳と生クリームを加えてなめらかに仕上げた、Soup Stock Tokyoの「ヴィシソワーズ」。 リーキはポロ葱、ポワロ―と呼ばれる葱の一種。日本ではあまり一般的な食材ではありませんが、加熱をすると甘さがぐっと増して料理をおいしくするので、フランスをはじめとしたヨーロッパでは、料理に欠かせない野菜です。
Soup Stock Tokyoではヴィシソワーズを作り続ける中で、「大切な材料であるリーキだからこそ、よりおいしいものを選びたい」と感じ、リーキがおいしい新鮮なうちにスープにできるよう国産のリーキを探していた時に、北海道十勝で「たけなかファーム」を営む竹中さんに出会いました。野菜作りに誠実な竹中さんの作るリーキは、私たちSoup Stock Tokyoにとってなくてはならない存在です。

竹中さんに伺ったお話をご紹介します。

-リーキの魅力は何でしょうか。
1番の魅力は生命力です。「生きよう」、「育とう」というエネルギーをとても強く感じます。他の野菜にももちろんありますが、僕が見る限り、リーキは抜きんでています。旨みがぎゅっと詰まっていて、口に入れたとき、そのエネルギーを感じます。そして、ぐっと甘い。それがまたいいんです。

-ぐっと甘い、というのはどういう甘さでしょうか。
砂糖のような精製された甘さじゃなくて、野菜が持っている自然な甘さなんです。 これは、食べてもらわないとわからないんですよ~(笑)。嫌な甘さじゃない、そこがいいんです。

-Soup Stock Tokyoと一緒にスープを作っていてどう感じられますか。
本当においしいスープを作ろうとしていると感じます。 そうでなければ、リーキでなく他の野菜で代用しますし、実際に、そういうところも多いです。本物のスープを作ろうというこだわりを持って、僕たちのリーキを選び、使ってくれることをとても嬉しく思っています。




竹中さんが作るリーキは本当に甘くておいしいです。 取り寄せて家で炒めたところ、野菜と思えぬ甘い香りが部屋中に広がり驚きました。 (たけなかファームのオンラインショップで、リーキのお取り寄せも可能です!) 私たちのスープやカレーは、生産者さんあってこそ、といつも感謝しています。

►カレーが描かれていないパッケージ

►カレーが描かれていないパッケージ

カレーのパッケージと言えば、目をひくカレーの写真が一般的かと思いますが、Soup Stock Tokyoのレトルトカレーは、一見小説の表紙のような見た目をしています。 パッケージデザインをしたのはクリエイティブチームの朱(しゅ)。 パッケージ誕生の裏側を聞いてきました。

-どういった経緯でこのデザインが生まれたのですか?
レトルトカレーが開発された時、パッケージを決めるグループ内社員コンペが開かれる事になりました。当時はパートナー(Soup Stock Tokyoではアルバイトのこと)でしたが、「私が作りたい!」と思って応募しました。

-デザインのどのようなところにこだわりましたか?
お客様の生活になじむデザインにしたいと思い、カレーや入っている食材をイメージしたグラフィックにしました。キッチンにそのまま出しておきたいと思ってもらえたら、嬉しいです。

-パッケージの開封口にある一言…これはどうして作ったのでしょうか?
お客様が開封する時に気づいてくすっと笑ったり、リラックスしたりしてもらえたらなと思って入れました。材料にフォーカスしたり、食べるシーンを想像したりして1つずつ考えました。








実際に私も自宅で、いざという時の備蓄用食品にレトルトカレーを準備しているのですが、パッケージがかわいく、味のバラエティーも豊かになったのが嬉しいです。 同僚は「すぐ食べてもいいし、備蓄用にも便利という気持ちで、友人の引越祝いにも贈っている。」と言っていました。私も機会があれば真似したいと思っています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は、「カレーは自由だ!カレーにあわせるご当地食材」をご紹介予定です。

►カレーにまつわる話をご覧いただきありがとうございます。

設問は5問です。是非お話を聞かせてください。